助成実績

第4回 研究成果発表会

2022年10月14日に新宿センタービル52階大ホールで第4回研究成果発表会を開催しました。今回も新型コロナウィルス感染防止に配慮し、会場への参加者を財団理事、評議員、監事、選考委員および発表者に限定し、その他の参加希望者にはライブ配信により発表会の模様をお届けしました。
発表終了後には、研究期間終了後に提出される完了報告書と当日の発表内容の両方を評価して「大成学術財団選奨」金賞、銀賞、銅賞を選出し、金賞に東北大学の木村祥裕教授、銀賞に法政大学の山田泰之准教授、銅賞に東京理科大学の今本啓一教授(代理発表者 清原千鶴嘱託助教)が選ばれました。表彰式では大成建設株式会社会長の山内隆司理事長より受賞者に表彰状、表彰メダル、副賞が授与されました。

当日プログラム・表彰メダル

プログラム 第4回 研究成果発表会次第
表彰メダル 大成学術財団選奨 表彰メダル

研究発表

助成対象者11人の発表テーマは以下のとおりです(敬称略)。
なお、本データの複製・転載・変更・再配布することを禁じます。また、その著作権は各研究者に帰属します。

  発表者 所属機関・職名 発表スライド 研究梗概書
研究課題名
1 小澤 雄樹 芝浦工業大学 ・教授
木材圧密加工技術の木質ラーメン構造への応用に関する研究
2 山田 泰之 法政大学・准教授
ハンドリング荷重を自動多段調整可能な機械式自重補償上腕アシスト装具
3 酒井 雄也 東京大学・准教授
植物性コンクリートの開発
4 奈良 禎太 京都大学・准教授
原位置での炭酸水注入による岩盤強度・遮蔽性能向上に関する研究
5 葛 隆生 北海道大学・准教授
ZEB化改修に寄与する光透過型真空断熱材の開発
6 劉 城準 九州大学・特任准教授
動作と生理的薬物動態を再現する数値人体モデルの開発と室内空気質制御への応用
7 今本 啓一 東京理科大学・教授
納豆型バクテリアを用いたコンクリート構造物の自己修復技術の開発
8 木村 祥裕 東北大学・教授
群発巨大地震動に対する高層建築物直下の杭の動座屈崩壊機構の解明と累積損傷評価
9 友寄 篤 東京大学・助教授
第四紀火山噴出物を用いた地産地消低炭素型高性能コンクリート用混和材の開発
10 宮田 智美 東京工業大学・研究員
測光色画像処理に基づくVRシステムを利用した業務継続計画に資する視環境評価法の開発
11 王 眺 東京大学・特任助教授
確率論に基づくコンクリート構造物の塩化物浸透及び補修最適化システムの構築

講演会

登壇者 所属機関・職名 動画
講演内容
和田 章 財団理事/東京工業大学・名誉教授
「関東大震災から 99 年、建築の耐震から社会・経済の耐震への努力」
~ 多くの支援を得て進む実大免震試験施設の建設 ~

当日の様子

山内理事長による開会挨拶

会場への参加者を限定

小澤 雄樹 教授(芝浦工業大学)

山田 泰之 准教授(法政大学)

酒井 雄也 准教授(東京大学)

奈良 禎太 准教授(京都大学)

葛 隆生 准教授(北海道大学)

劉 城準 特任准教授(九州大学)

清原 千鶴 嘱託助教(東京理科大学)

木村 祥裕 教授(東北大学)

友寄 篤 助教(東京大学)

宮田 智美 研究員(東京工業大学)

王 眺 特任助教(東京大学)

和田理事による講演

高田選考委員長による審査結果発表

山内理事長から木村先生への表彰状の授与

3人の受賞者(左から清原先生、山田先生、木村先生)

大倉理事による閉会挨拶